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2015.09.17

コラム7「ITFジュニア2015 バンコク大会を終えて」

 ITFジュニア2015バンコク大会を終えて』



全日本ジュニア. インターハイに向け、この時期(6月中旬~7月上旬)ITFジュニア・ジャカルタ大会とバンコク大会の4週間4大会をどうスケジュールするかは、とても重要であると考えています。

過去を振り返っても、この4週間の遠征からの各地区の最終予選、そしてインターハイ、全日本ジュニアといい結果につながっていると感じています。

今年も全国からメンバーを募集し、チーム編成し4週間のITFジュニア遠征を行いました。

《バンコク大会参加メンバー》
井上海吏(東京)、木所巧充(東京)、市川凌輔(大阪)、羽澤慎治(大阪)、渡邊聖太(神奈川)、川上倫平(東京)、佐藤南帆(東京)、末野聡子(大阪)、田中菜冴美(大阪)

今回は、ジャカルタ→バンコク、バンコク1週、バンコク2週参加とチーム編成が3回ありました。しかし、練習、生活面ともにお互いを高め合えたと思います。
意識の高いメンバーでした。
ジャカルタ大会では、佐藤南帆のシングルス優勝、井上海吏の初ポイントとまずまずの結果。

しかし、このバンコク大会G4は、アジアの中でもタフな大会になります。

ジャカルタ大会よりも結果が厳しくなるだろうと予想していました。
その上で結果は結果として、僕の中では、この大会でどんなプレーが出来るかで、グランドスラムジュニア大会へのイメージにつながるかの重要な大会と位置付け、結果が出れば大きな自信につながり、自分のパフォーマンスが出せれば手応えにつながる。

その様な考え方でメンバーの試合を見ていきました。

この大会は、予選3試合から本戦3R目でポイントになります。予選からタフな試合が続きましたが、僕の厳し目の予想を大幅に覆す、素晴らしい結果となりました。

《バンコクG4結果》単複3Rから
Week 1
  男子シングルス    ベスト4    羽澤慎治(大阪)    
  男子ダブルス      ベスト8    羽澤/窪田(大阪/群馬)
  女子シングルス    優勝        佐藤南帆(東京)
                    ベスト8    末野聡子(大阪)
  女子ダブルス      ベスト8    末野/東谷(大阪)

Week 2
    男子シングルス     準優勝     川上倫平(東京)
    男子ダブルス        優勝        羽澤/窪田(大阪/群馬)
    女子シングルス     ベスト4    末野聡子(大阪)
    女子ダブルス        ベスト 末野/安藤

      

Team Maseaプロジェクトでは、全国から参加メンバーを募集し、ITFに特化しアジアをベースに遠征を行っています。

ITFジュニアのスケジュールの性質上、年内にポイントを獲得する。

また700位くらいで新年度(来年1)を迎えられると、来年度スタート時点からスケジュールがとても立てやすくなります。

そこで、「ポイントを獲得~500位」を目指すスケジュールを23遠征おこないます。

年内の遠征のメンバーを、全国から募集します。

(定員になり次第締め切りとなります)

 

Ma+Sea Academy

「Asia Sports & Education Academy」(タイ・バンコク)が本拠地のテニスアカデミー。

「Team MaSea プロジェクト」のプロデュースを行っています。

沢田昌昭

Masaaki Sawada

MaSea Academy

(タイ、バンコク)代表。

98年にバンコクでMTT(MacyTennisTeam)を設立。

ジュニアの育成とITFに特化した活動を続け、14年にはジュニア育成の独自の新しいビジョンを求め「MaSea Academy=スポーツと教育の共存」をスタートさせた。

ITFジュニアは、ツアーコーチとして今年で15年目。これまで多くの日本人ジュニアの遠征を担当。

タイ、ミヤンマー、ネパールのデ杯やアジア大会のナショナルスタッフ、コーチも務め、幅の広い経験を生かし選手育成に情熱を注いでいる。

テニスクラシック「アジア通信」連載。

札幌日大高アドバイザリーコーチ。

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